- シロモチグループ・ジャパン代表
権力と信念
過去、人はあらゆるところで団体を形成して生活を営んできたと思います。
そして、各種業界組織団体がうまれ、大小はありますが、あらゆる利害関係人(ステイクホルダー)が連鎖的につながっています。
その中には、ヒエラルキー(階層)が存在し、その至るところに権力が存在していると思います。
各種業界組織団体に属していると、時には、自らの意向に合わない物事や方針へ従わなければいけない場面は大いにあり得ると思います。一団体員としてうまく立ち回らなければならない視点もあります。
公平な議論のもと、決定した意向や方針には従うべきではあります。同じ方向を向かなければならない視点です。また、権力がないことは、すべて平等になるということであり、それでは経済活動等が成り立たないという視点もあります。
ただ、それが不本意かつ「信念」に外れているときはどうでしょうか。
権力に翻弄されないためには、この信念(団体の理念)が軸となってくると思います。
信念内での出来事には、許容範囲を広げ、権力に寄り添うことはあり得ます。
ただ、信念に反していることは価値観が異なるということであり、かつ他人軸で生きてしまっているということになります。
かのスティーブ・ジョブズは、 「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教養、常識、既存の理論)にとらわれるな…」
という言葉を残しています。
生活が保証されている、生活、地位名誉のためにある程度の権力を手放したくないなどの理由から、他人軸で生きてしまうのも致し方ない視点もあります。
ただ、その中でも信念は貫くところは貫きたいものであり、当団体を設立した経緯のひとつでもあります。それが自分軸であり、自分の人生を生きているということだと思うためです。
当団体の経営理念である『日々変化し、楽しいものを創造します』は、ひとつの信念です。
『日々変化し、楽しいものを創造します』
変化の時代です。日々、時代やひとが求めているニーズを先読みし、それに合わせて変化していきます。そのなかで、急ぎ過ぎず、かつ怒りは敵と思い行動し続けます。そして、楽しいことを創造し続けます。お客様は、ひとりの人間です。対等な立場で、対話を繰返すことで、ひとりひとり、企業様が抱えている複雑な課題を解決へ支援をさせていただきます。そして、それがその地域貢献、発展へ繋がれば幸いです一。 この信念をもとに、行動していきたいものです。
さいごに 「捨てる神あれば拾う神あり」。相性という視点もあります。
信念に共感して頂けるよう事業を展開していきたいと思います。